tyunen-otoko’s diary

夫婦関係の修復

15.久しぶりの嫁との会話…。

2人で、昼食に出かけた。

2人で車に乗って移動。何年ぶりだろう…

「近くのしゃぶしゃぶ屋に行こう。」

という嫁の提案で移動する。

嫁は車中で、しゃぶしゃぶ屋の情報を検索しているみたいだ…

ここで、ようやく会話が始まった。

嫁…「しゃぶしゃぶ食べ放題らしい。」

俺…「そんなにガッつりじゃ無くていいので…」

 

しかし、なんで食べ放題のお店を選択したのだろう?

おそらく90分食べ放題とかだろう…

久しぶりの会話で、盛り上がることはないのに

食べることに専念するのか??

とりあえず、私は断った。

俺…「肉がいいなら、焼肉いく?」

焼肉なら、勝負が速いからだ

嫁…「いいよ。」

ということで、焼肉屋に決定した。

その日は、雨だった。

嫁が濡れないように、焼肉屋の前に車を止め嫁を先に下ろす。

私は、車を駐車し店に入った。

席に座り、メニューをひとしきり見たあと

ランチセットを注文した。

嫁は、カルビランチセット。

私は、ロースランチセット…。

店員…「キムチと漬物どちらにされます?」

嫁…「漬物。」私…「漬物。」

店員…「ワカメスープとたまごスープどちらにされます?」

嫁…「たまごスープ。」私…「たまごスープ。」

 

真似したわけでもないのに、同じ内容。

たわいもないことだが、好みが似ているのだなぁ

と私は思った…。

 

その後、会話がない……

嫁は、注文が終わってもメニューを見続けている。

気まずい……

誘ったものの、何を話していいかわからない…

私は勇気を出して、質問をした。

私…「今日、どこに行くつもりだったの?」

嫁…「街をブラブラするつもりだった。」

私…「昼は?何食べる予定だった?」

嫁…「糖質が抑えられたパンの店があって、そこで

           ランチするつもりだった。」

私…「1人で?」

嫁…「そう…。」

次に嫁からの質問がきた。

嫁…「最近、東京よく行くけど何してるの?」

私…「オリンピック関係の仕事。」

………そこから、発展しない。

 

もうちょっと話した気もするが、記憶にない…。

肉がテーブルに運ばれた。

ここからは、ひたすら自分の肉と向き合う時間となった。

嫁は、肉を徹底的に焼くのが好みだ。

相変わらず、嫁のカルビはよく焼けている。

ともすれば、炭になるのでは?と心配になる…

ツッコミどころ満載のカルビを嫁は無表情で食べている…

さらに、特徴的なのは。

ダイエットのため、嫁はお米をあまり食べない。

私は、ガツガツご飯を食べた。

そして、お代わりをしようと思った。

嫁の方を見るとご飯に手をつけていない…

昔なら、「ご飯食べないの?ちょうだい。」

と、なるだろうが

今は、そんな関係ではない…。

そんなこと思いながら

「すいませーん、お代わり下さい。」

とお代わりを注文した。

ついでに、キャベツのお代わりも頂いた…。

あと、嫁がご飯を食べてないこともあり、カルビを追加で注文した。

このとき私は、食後のコーヒーを注文しようと思い

嫁に「コーヒーどうする?」

と質問した。

嫁は、「いらない。」

            「飲むなら頼めば?」と私に言った。

食後にコーヒーを飲めば、向き合う時間が長くなる。

嫁はそれが、イヤなのか??

私は、コーヒーを注文することを断念した。

嫁はそれを察知したのか、私だけ注文すればいいじゃないかと語勢を強めて言ってくる…。

私は、「車で缶コーヒーでいいよ。」という。

冗談で言ったつもりだが、文字に起こすと

イヤミな感じになってしまう… 

その後、数回の会話のキャッチボールがあり、

お会計を済ませて、約30分の2人の時間は幕を閉じた…

もちろん私のおごりだ。

締めて3300円也…。