tyunen-otoko’s diary

夫婦関係の修復

14.事件です…。

つい先日事件が起きました…

なんと、嫁と2人で食事に行ったのです!

まずは、この経緯について話したいと思います。

 

私ども夫婦は、兼ねてから話しているように、不仲であり、3年間会話がほぼ無い本格派の仮面夫婦である。

そんな私達に事件が起きた…

正確に言えば、私の方から仕掛けた事件だ

 

私は、いろいろあって夫婦仲をなんとか普通の状態にしたいと考えていた。

そんな時、たまたま同じ日に休日を迎えたのだ…

もちろん事前に打ち合わせした訳でもなく、平日に休みが揃ってしまった。

平日のため、子供達は学校で家にいない…

私は、妻がいつもの出勤時に外出しないため

「たぶん今日休みなんやな…。」と二階のベッドで思っていた。それと同時に、

「俺も外出しないと気まずいなぁ…」

と考えていた。

一階にいる嫁も同様、私の休みに気づき、そそくさと外出の準備をしている…

互いに同じ空間で過ごすのが気まずいからだ。

私は、外出する準備を始めた。

嫁は、外出の支度に時間を要するため、

私の方が、先に身支度を済ませ外出することになった。

そのとき不意に、

「こんな関係もう無理だ!」と思った…。

私は、玄関先にしゃがみ込み、近くの洗面所にいる嫁に向かって話しを始めた。

私…「こんな関係、残りの寿命を考えると耐えられ

          ない。」

          「貴方がどう考えているか、はっきりさせた

            い。」

嫁…「は?どういうこと!」

私…「選択肢は、3つだと思う。」

       「俺の望みは希望順に…」

1.普通の会話ができる夫婦に戻りたい。

2.このままの状態をキープする。

3.離婚する。

すると、

嫁…「このままお互い自由にすればいいやん!」

       「先のことなんか考えでいない!」

 

女性は、ホントに将来のことを考えていないのか??

逆に、このままでいいと思っているのか??

嫁の考えてることがわからない…

再度、

私…「耐えられない…。」

嫁…「そもそも貴方がそうしたんでしょ!」

       「家族全員があなたを怖がって今まで生活して

          きた!」

       「もう嫌だ!」

        「あんな生活に戻りたくない!」

このあとは、昔のDVの話しが延々と続く…

女の人は、根に持っていることが次から次へと口から飛び出してくる。

私のせいだとわかってはいるが、「家族全員が」とか、「これまで全て」とか言われると、さすがに参る…

俺を排除したい気持ちを全面に押し出してくる…。

それでも、なんとか謝りながら話しのキャッチボールが続く…

結論からすれば、嫁は「このままの関係を続けたい。」

とのことだ…。

しかし、それならもうちょい改善した方が…

と私は思う。

しかし、嫁の攻撃は止まらない。

おそらく、私が越えられない壁を築き、立ち入る隙を与えたくないのだろう…

私…「金銭的な問題なら、家もやるし、慰謝料も払う覚悟はある。」と提案する。

さらに、「両親のめんどうも姉がやるので考えなくていい。」と提案する…。

 

姉は他県に嫁いでいるが、両親を引き取ることを宣言しており、さらに両親もその話に乗っかることを望んでいる。

そのことをつい先日、両親から聞いている。

 

さらに、私は続けた…

「あなたは、今の生活を望んでも俺は48歳までに家のローンを終わらせたいので、38万の月の振り込みは、子育ての終了に伴い減額していく」

と言った。

また、

「その後も、老後の資金として私が貯金をしていく。」

「俺の小遣い制と、お互いの自由は矛盾しているから、お金の管理は、全て私がする。」

と宣言した…。

 

ここで今一度、嫁が言うところの

最低な家族のことに触れておこう…

ヒステリックに怒る俺は、その短気な性格がほぼ支配しているが、怒りにわずかな考えもある…

私は、単身赴任で嫁に子育ての全てを任せてきた。反面、

子育てに参加したい気持ちが人一倍あった。

私の考える理想の家族像があったからだ…

その理想とは、

家長が居て、妻、子供の序列で関係を保つことで

社会の最小のコミュニティを形成できると思っている。

いわば、昭和の家庭がそれである。

夫婦ケンカの時もよく例えでサザエさんを使っていた。

自身もそういう家庭で育ったし、それしか知らなかったと言った方が正しいかも知れない…。

とはいえ、そんな厳格なものではなくもっとフランクなものを目指していた。

上の子に対しては、躾や勉強について理不尽に接したところがある。

そのことについても、嫁は根に持っている…

イジメと同等レベルでとられている。

 

嫁は、箸の持ち方も注意されない家庭で育ったと思われ、箸の持ち方がおかしい…

悪口になっているが、育った家庭環境が違うということをお伝えしたい…。

下の子は、高校生でも握りっ屁を私にして笑ってるような子である…。

それでも、子供達は、私に厳しく育てられているという潜在意識がある。

実際、単身赴任中でも子供の暴走のストッパー役としての役割を果たしていたと思う…。

 

嫁が私に対する恐怖心と、子供が私に抱く恐怖心とは、果たして同じなのだろうか…?

 

そんな私に対して不信感を持った嫁ではあるが、子供に対して「私の文句」を言ってない。

現に、私と子供達は良好な関係を保てており、

夫婦ケンカの際、一方的に嫁の味方をすることもない。

その点については、嫁は素晴らしい。

私の場合、明け透けに夫婦の問題をさらけ出し、子供に意見を求めてしまう。

 

さて、話しはひと通り進み

嫁…「じゃあ、あなたは夫婦の関係改善のためにどうしたいの?」

と聞いてきた。

私は、「壁を取り払って欲しい。」と提案した。

嫁…「じゃあ、月に一回家族で食事に行けばいいじゃない」

私…「家族4人で行ったところで、夫婦で会話はしないだろう」

嫁…「じゃあどうするの!」

私…「2人きりで食事をする。」

お互い想定外すぎて《爆笑》した…

2人で笑ったのは、久しぶりである。

しかし、嫁は不本意だったらしく、すぐに化粧を再開し、態度を硬化させた。ホントに頑固だ…

嫁は、化粧しながら

渋々、2人で食事に行くことを了承した…。