tyunen-otoko’s diary

夫婦関係の修復

8.仕事について…。

私は、社会人1年生のとき、

正確にいうと現在の会社に就職して14カ月目に結婚式を挙げた。

この結婚式での出来事も、おそらく今も嫁が根に持ってるだろう…

このことについても反省しなければならないため、後に詳細を書くことにする…

 

結婚生活が始まったとき、私は22年の会社人生の中で、最も辛い時期であった。

私は、建設業に従事するサラリーマンである。

その当時、私は作業所の所長から、今で言うパワハラを受けていた。

使えない職員として扱われ、それを見ているパートの事務員にもバカにされる始末だった…

便所の壁を殴ってストレスに耐えたときもある…

また、常に頭痛に悩まされており、誤字、脱字などのケアレスミスをはじめ、ミスがミスを生み、悪いスパイラルから抜け出すことができない状況に陥っていた…

夜は、自己嫌悪で会社から逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

朝は嫁に「背中を叩いてくれ」と玄関先でお願いしたこともある。

 

私の性格は、負けず嫌いで親分肌、面倒見も悪い方ではなく、むしろいい方だと自負している。

さらに、飽き性であるが、興味があることには積極的に取り組み、短期間で知識を得ようとする。一方、部活などの経験もなく人の話しを理解する能力に欠け、目から入る情報を身体で表現することが苦手である。言い換えれば、運動音痴な短気で瞬間湯沸かし器のような男である…

ただし、厄介なのがガラスのハートの持ち主である…。

 

このような状況でも、自宅に帰れば、嫁が迎えてくれ、ご飯やお風呂の用意、洗濯、掃除、全ての家事をこなしてくれる。

その当時

「会社での私の存在」と、「家庭での私の存在」の差に疲れると共に、嫁に恥ずかしい姿をみせたくない一心でもがいていたことを思い出す。

結婚生活半年目して転機が訪れた。

所長が、病気で救急搬送されたからだ。

その後、所長は1カ月の入院後、部署が変わったことにより、私はパワハラから解放されることになった。

それからは、トントン拍子に自信を取り戻し、今に至る…。

 

※その所長は、55歳くらいのときリストラされ62歳でこの世を去った…。